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アメノチハレ、アメツチハレ。

人をバカにしたくなった時に考えるべき5つのこと

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※この記事は2014.9.17に個人ブログ(nakamuramakoto.net)へ投稿したものを、再編集して投稿しています。

人をバカにしたり見下したくなることがあります。能力が劣っている人、失敗した人、困っている人、価値観が違う人などに対して抱く優越的な感情です。この厄介な感情を利用して自分自身を成長させる為には、どうすればいいのかについて考えてみました。

1.バカにするのではなく評価する

まず考えるべきなのは、自分がその対象をバカにできる立場にいるのか、ということです。「自分には出来ないことが出来ている人」があまり上手くいっていない時などにバカにしたくなってしまうことがあります。それはきっと、その人に対する妬みの裏返しではないかと思います。これは一番残念なパターンです。バカにするという行為だけでは、自分自身にとってプラスになることはほとんどありません。強いて言うなら、その場限りのストレス軽減と、足の引っ張り合いをする為の仲間が見つかるくらいです。ただ、悪い面だけを見て嘲笑う「バカにする」のとは違って、「自分なりの評価」はその対象から見て自分がどんな立場であっても、していいと思います。どこが良くて、どこが悪いのか、どうしたらもっと良くなるのか、自分ならどうするかなどを考えることは自分自身にとってプラスになります。

2.違った目線から見てみる

例えば、ホームレスの人をバカにしている人は多いかもしれません。社会の役に立たないとか、臭いとか、邪魔だとか。でも少し目線を変えてみるとどうでしょうか。「人間的と言われる生活を送っている人」と「ホームレスの人」、どちらの方が自然破壊をしているかと考えたら、多分前者だと思います。つまり、自然破壊をして、人間以外の生物を苦しめて、さらには自分達の首まで絞めようとしているバカはどっちの方かという目線で見ると、それは前者ということです。これは極端な例ですが、こういったことは他にもたくさんあると思います。勘違いしないで欲しいのは、ホームレスの人が正しいとかそういうことを言っているのではないです。違った目線から見て欲しいということを言っています。そうしていくことで、物事を色んな側面から見て判断する能力が付いていくのではないでしょうか。ちなみにですが、僕が思う「正しい人」とは、自分自身の問題にしっかりと立ち向かっている人です。

3.どう考えてもバカにするべきだと思った時は

でも、どうしても「こいつバカだなぁ」と思いたくなる時もあります。何度注意しても同じ失敗を繰り返してしまったり、言っていることとやっている事が違っていたり。そういう人は確かにいて、バカにされてもおかしくはないと思います。そんな時は、その人がどうしてそうなってしまうのか、どうしたらそうならないように出来るのか。イラつくこともありますが、それを一緒に考え続けてあげることが出来て、始めてその人をバカに出来る程の立場に立てるのではないでしょうか。「そんな奴の為に頭を使うなんて面倒くさい」と思っているうちは、まだその立場に立てる人間ではないということだと思います。

4.お酒の席や井戸端会議で

お酒の席や井戸端会議の時にバカにする対象があると、話が盛り上がって楽しくなります(その場にいる人をからかったりするのはそれとはまた別です)。僕としては、その時はそれでいいと思っています。その場の空気を壊してまで無理に制止する必要はないです。でも、そうしてしまった次の日には、そのバカにした対象や自分自身の感情について、少しだけ考えてみて欲しいと思います。ただ、酒の肴にする時や井戸端会議の議題にあげる時に気を付けた方がいいことがあります。それは今話している相手がバカにした対象に当てはまっていたり、相手の家族や親しい人が当てはまっている可能性があるということです。それが好意を抱いている相手だった場合、その被害は甚大です。気を付けましょう。

5.自分自身に対する不満に向き合ってみる

きっと本当の意味で自分自身に満足出来ている人は、他人をバカにする必要も見下す必要も無いのではないかと思います。なぜなら、他人と自分を比べる必要が無いからです。人をバカにしたがる人というのは、どこかに劣等感を持っていて、自分よりも劣っている人と比べることで、自分自身の価値を保っていたり、持ち上げようとするのではないかと思います。そういった不満がどこからきているのか、なぜイラついているのか、どうすればそれを解決出来るのか。人をバカにする事よりも、そこに力を注いだ方が、よっぽど自分自身の為になるのではないでしょうか。

おわりに

この記事を読んで、人をバカにしたり見下す方がバカバカしいと思ってくれる人が、今より少しでも増えてくれたら幸いです。なぜなら、誰もが持っているこの感情が、差別とか偏見とか格差とか、それに反発して起こる争いの根源なのではないかと僕は思うからです。

僕の記事には賛否両論あると思います。今までの考え方を否定された気持ちになってしまう人もいると思うので、その場合はあまり真に受けないで下さい。それに、こんなことを書いておきながら、高級そうな車が傷付けられたりしてるのを見ると「ざまーみろ!」って思ってしまう自分もいるので、あんまり人のことは言えないです。これは妬みからですね。一番残念なパターンの奴です。まだまだちっぽけだからしょうがない。自然破壊だってたくさんしているし、守ろうとする活動さえも今はまだしていないし、本当にまだまだだなと思います。でも焦らずに少しずつ自分のペースで頑張っていきます。